40代女、退職・転職を決意しました。

こんにちは。ァヵィ ァォィです。

まずは、前回からかなり日が空いてしまってすみません。なかなか考えがまとまらず1ヶ月以上も空いてしまいましたが、ようやく形にすることができました。

私はおよそ10年アパレル業の仕事をしていましたが退職し、今はフリーランスとして細々とWebライターをしています。ここでは、私が転職を考え始めてから退職するまでと、退職前後になにをしてきたかを綴った内容になっています。

転職を考えている、転職するか悩んでいる40代女性の皆さん!同じような境遇の方に少しでもお役に立てれば幸いです。少し長くなりますがぜひ最後までご覧くださいね。

 

  • はじめに

 

  • 転職を考えたきっかけ

   1.コロナ禍の売り上げ低迷

   2.体の不調

   3.精神的ストレス

 

  • 転職したい職種をある程度決める

   1.在宅ワーク

   2.人に感謝される仕事

   3.体を動かす仕事

 

  • 退職する前・したあと

   1.退職サポートの登録をする

   2.退職前に心療内科を受診する(病院によってはリモートでも受診できる)

   3.離職票が手元に届いてからハローワークへの失業手当の申請の流れがスムーズ

 

はじめに

「退職・転職するなら次の仕事を決めてから!」

一言で言ってしまえばこれに尽きますが、私は次の仕事が決まる前に前職を退職しました。それには大きく3つ理由があります。

ここではその3つの理由を時系列順に説明していきますね。

 

転職を考えたきっかけ

ある日突然転職しよう!と決めたわけではありません。寧ろ前職の仕事自体は嫌いではありませんでした。だったらなんで退職したんだよ!ってなりますよね。

ここでは転職を考えたきっかけと退職を決めた経緯をお話ししていきます。

 

  1. コロナ禍の売り上げ低迷
  2. 体の不調
  3. 精神的ストレス

 

1.コロナ禍の売り上げ低迷

不要不急の外出を控えたり緊急事態宣言が出されたりと、なにかと行動制限があったコロナ禍。私は当時アパレル業をしていましたが、めちゃくちゃ打撃を受けました。買い物は必要最低限の食料品だけ。服は二の次になり、月の半分以上は売り上げゼロでした。

結構大手のショッピングセンター内のアパレルショップでしたが、開店休業状態の店内は不気味なくらいにシンと静まり返っていました。これまで来てくれていた顧客様も来店を控え、売り上げも激減し、モチベーションが落ちたことで心が折れ、このままいったら店の撤退もあり得るのではないかと不安を感じ、ここで初めて転職の文字が頭をよぎりました。

 

2.体の不調

売り上げの激減に頭を悩ませていたコロナ禍でもうひとつの心配事は体の不調でした。コロナ禍の3年の間に人生で初めて腰痛を発症し、仕事だけでなく日常生活にも支障が出始めました。ヘルニアの一歩手前まで酷くなっていて、靴下すらまともに履けないくらいに悪化。それが完治しないまま今度は左の肩甲骨を痛め、腕が上がらなくなりました。仕事をしながら病院へ通う日々が続き、ここまで体を痛めつけてこの仕事を続ける意味はなんだろうと、真剣に転職を考えるきっかけになりました。

 

3.精神的ストレス

世間もコロナ禍に慣れてきた2022年の秋頃に業務体系が変わり新しく社員が1人増えました。これが地獄の始まりでした。

その社員はルールにとてもルーズで無断遅刻やショップ内のルールを破り、そのたびに私が責められ上司に何度も相談しました。その社員とは面と向かって何度も喧嘩し、人生で初めてストレスのよる胃痛や胃炎を経験しました。

ですがありがたいことに、周りの他のパートさんは味方でいてくれたので、ことあるごとに愚痴を聞いてもらっていました。しかし、愚痴を聞いてもらうだけでは済まないくらいに体が悲鳴を上げていたのです。

2023年はストレスでずっと体調が思わしくなく、毎月毎週のように胃痛に苦しめられご飯が食べられなくなりました。胃カメラやエコー、MRIの検査もしましたが異常なし。それと同時に左の肩甲骨痛も再発していたので、休みのたびに病院通い…。

頭がおかしくなりそうでした。

退職する半年前くらい前からは、朝家を出る時間になると涙が止まらなくなり、泣きながら出勤したこともありました。この頃は精神的に追い詰められ、大好きな推し活すらも楽しくない日々を過ごしていました。

2023年はアパレル業をしながら同時に転職活動もしていたのですが、次の就職先が決まったらすぐにでも転職しよう!そう思っていたのに、そうは言っていられない状況に陥りました。

2023年秋頃は、ストレスからくる胃痛・頭痛・吐き気・食欲不振・不眠・泣きたいわけではないのに勝手に涙が出てくるといった症状が一気に出始め、有給を使って休むことが多くなりました。いよいよ自分がやばいことになっていると感じた2023年12月初旬、心療内科にかかり、そこで中度のうつ病と診断されました。その時に退職しようと決意したのを今でも覚えています。次の就職先が決まるまで…なんて悠長なことを言ってられないくらい心身ともにボロボロ、この頃は2ヶ月で体重が6キロ落ちていました。

 

転職したい職種をある程度決める

転職したいけど自分になにができるだろう、どんな職種が合うんだろうと悩んでいませんか?40代だし、できれば次の転職を最後にしたい思いはあるのではないでしょうか。

まずは自分を客観的に見て、自分には何が合うのか、何がしたいのかをいくつかピックアップしてみましょう。今回は私が実際どの職種に就きたいと思ったのかを選んでみました。

 

  1. 在宅ワーク
  2. 人に感謝される仕事
  3. 体を動かす仕事

 

1.在宅ワーク

在宅ワークを選んだ理由は体の負担が軽減できることでした。10年の立ち仕事で腰や肩甲骨を繰り返し痛めた過去があるので、力仕事やハードな動きをしないで済むと思ったからです。

また、通勤時間の短縮や人間関係に振り回されない、自宅なので気持ち的にゆとりをもって仕事ができる、企業によっては時短勤務も可能といったプライベートと仕事のバランスを保ちやすいメリットもあります。逆にテレビやおやつ、1日誰とも話さないといった孤独感、時間管理、運動不足になるなど在宅ワークだからこそのデメリットもあります。

 

2.人に感謝される仕事

接客業は人に感謝されてなんぼ…と言ったら言いすぎかもしれませんが、お客様から「ありがとう」と言われるのは嬉しいしモチベーションも上がります。「また来るね」「あなたから買いたいのよ」なんて言われたら舞い上がっちゃって仕事頑張っててよかったとさえ思えるのです。

仕事は大変なことのほうが多かったですが、お客様からの感謝の言葉は活力になります。こんな私にもありがたいことに顧客様が大勢いてくださったので、服の購入だけではなく世間話をしたり旦那様の愚痴を聞いたりと、優しいお客様ばかりで本当に恵まれていました。

 

3.体を動かす仕事

私はどちらかというと、あちこち動き回って仕事をするのが好きです。アパレル業をしていた時も仕事をしながらウォーキング運動をしている感覚で、1日に15000歩程歩くことがほとんどでした。これまで経験してきた接客業も店内をちょこまか動きながら仕事をしていて、立ち止まって仕事をするのはレジ打ちをしている時くらいでした。

性格的に黙々と作業をすること、一ヶ所に留まって作業をすることが苦手なので、事務職や工場のライン作業には向いていないと思っています。こうして自分の性格や得意不得意を1つずつチェックしていくとよいかと思います。

 

退職する前・したあと

退職を決意したら、早急に会社に退職する旨を伝えましょう。私は退職日の1ヶ月前に伝えました。ここでは、退職を決意してからの行動を説明していきます。

 

1.退職サポートの登録をする

2.退職前に心療内科を受診する(企業によってはリモートでも受診できる)

3.離職票が手元に届いてからハローワークへの失業手当の申請の流れがスムーズ

 

1.退職サポートセンターの登録をする

退職する際になにをすればよいのか調べていたら、たまたま退職サポートセンターというのを見つけ登録しました。LINEで簡単に登録でき、担当者とのやりとりは全てLINEです。

文字でうまく伝えられない場合は電話でのやりとりも可能です。私は離職票等の書類でわからないことがあった際に、画像を送信してアドバイスをもらったりしていました。

1人では判断できないことも丁寧に寄り添ってくれたのでとても安心できましたが、サポートをしてもらうからには無料というわけではありません。私が登録した退職サポートセンターの費用は10ヶ月の期限でおよそ30万円でした。

一括払いもできますが、高額なので私は10回の分割払いを選びました。費用は失業手当から引かれるので、10ヶ月のサポートが終了すると同時に分割払いも払い終わるという流れになっていました。

 

2.退職前に心療内科を受診する(企業によってはリモートでも受診できる)

私は退職サポートセンターの担当者からのアドバイスで、在職中に心療内科を受診しました。一身上の都合で退職するとハローワークからの失業手当は申請した3ヶ月後から受け取れますが、ハローワークに提出する書類と一緒に心療内科の診断書を提出すると、今すぐ働けないとみなされ、失業手当も申請した1ヶ月後から受け取ることができるのです。しかも、通常なら3ヶ月しか受け取れない失業手当が10ヶ月に延長されます。この間に体を休めたり新たな転職先を探したりできるので、不安になることはありませんでした。

ここで大事なのは、心療内科を受診するタイミングは在職中にということです。退職後の受診では意味がありませんので、必ず在職中に受診してください。

 

3.離職票が手元に届いてからハローワークへの失業手当の申請の流れがスムーズ

退職サポートセンターに従い必要な書類を揃えれば、あとはハローワークに行くだけです。ハローワークの人からのヒアリングがありますが、こう聞かれたらこう答えてください、みたいなアドバイスも退職サポートセンターの担当者から聞いていたのでスムーズに手続きができました。

1人で申請していたら少額の失業手当でしたが、退職サポートセンターを利用したお陰で失業手当が少し多めにもらえたので、手続きが不安な人は退職サポートセンターのようなプロに頼んでみるのもよいかもしれません。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。今回は私が実際退職を考えやきっかけ、どの職種に転職したいのか、退職前と退職後にどんな行動を起こしたのかをまとめました。

 

  • 転職を考えたきっかけ
  • 転職したい職種をある程度決める
  • 退職する前・したあと

 

あくまで私の経験則を綴ったものですので、もしかしたらもっと別の方法があるのかもしれませんが、退職や転職を考えている方のなにかのヒントに繋がれば幸いです。

退職や転職は人生を左右するとても重要な人生の分岐点です。退職や転職はひとそれぞれ事情がありますが、悔いのない選択をして楽しいビジネスライフを送ってくださいね。

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